新作落語「どくガス」

あらすじ
「死神」と呼ばれる博士の作った毒ガス…。それは『食欲・性欲・睡眠欲』の三大欲求のみならず、趣味嗜好を我慢するストレスまでが爆発的になり、ついには凶暴化してしまうという恐ろしいモノだった。

それを取引相手の防衛大臣が、博士の六畳一間のアパートで開けてしまった為、本人達のみならず、アパートの住人まで吸ってしまい…


ひとこと
初演は前座の時、たしか『落語ジャンクション』にて。テーマはまあ、『我慢するって大変』という事で。

ストーリー的にはタダのアホ発明モノです(助手は出てきませんが?)『食欲・性欲・睡眠欲』とか『反動』とかが出てきますが、結構適当です。

考えてみると前座や二ツ目の始めの頃の方が、理屈っぽいネタを作っていた気がします。なんか燃えていたんですかねえ?そりゃ可愛くなかった事でしょう。

段々、人間がユルくなって来ているのがネタの傾向でも分かったりして、自分では面白いです。前座の頃は今より我慢、というかいわゆる『修行』をしていたので、作れたネタだと思います。

多少、下ネタ?が入るので、演るのを考えてしまいますが、くだらなくて好きなネタの一つです。